ほおずき(鬼灯)

2021/07/31

「かわいいでしょう!お年寄りが喜ぶかと思って」と大きなほおずきをいただいました。

「せっかくかわいい実がたくさんついているのに短く切ったらもったいない!」と、めっちゃ大胆にガラス瓶にさしました。

子どものころはよく見かけていて、実の皮を破らずに中身だけ取り出して音を鳴らしたり、紙風船のように膨らませて遊んだり… そんな懐かしいほおずきのうんちくを少し。

日本の仏教習俗であるお盆では、ガクに包まれたホオズキの果実を死者の霊を導く提灯に見立て、枝付きで精霊棚に飾る。ほおずきに「鬼灯」の字を当てるのは、盆に先祖が帰ってくるとき目印となる提灯の代わりとして飾られたことに由来する(wikipedea)

花言葉は「偽り」「ごまかし」。なんと英語でも「deception(ごまかし)」なのだそうです。

ほおずきの提灯のように見えるオレンジ色のガクの中は空洞で、赤い実が一つ入っているだけなので、見かけは大きな果実なのに、皮と種だけで中身がないことに由来するとか。

ホオズキは英語で「Winter Cherry(冬のサクランボ)」「Ground cherry(地面のサクランボ)」とも呼ばれており、西洋での花言葉「deception(ごまかし)」は、サクランボとは似て非なるものという意味なのだそうです。

とってもかわいいのにね。

 

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